すべて自分のペースで楽しめるソロキャンプ。大自然の中、ひとりでゆったりと過ごす時間は、格別なものです。
日常の喧騒から離れ、非日常の世界で特別な時間を過ごせるでしょう。
しかし、そのためには、事前にしっかり準備をしておくことが大切です。
ここでは、ソロキャンプを思いっきり楽しむために必要な道具を紹介していきます。
「ソロキャンプの道具、何から揃えればよいか分からない」と悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
必須アイテム テント
まず、テントがなくてはキャンプをすることができません。
ソロキャンプの場合、荷物運びや設営なども自分一人で行う必要があります。
そのため、できるだけ軽量なものを選んでおくと負担を減らせるでしょう。
また、設営の時間はできるだけコンパクトにして、ゆっくり楽しみたいものですよね。
テントには様々なタイプがありますが、おすすめは、ドーム型テント。
構造がとてもシンプルで、一人でも設営しやすいとあって、ソロキャンプにぴったりです。
コールマンのツーリングドームSTは、高機能でリーズナブルなため、ソロキャンプ初心者におすすめと言えるでしょう。
なお、テントにはペグを打ち付けるハンマーが付属されていないことも多いため、あらかじめ確認し、準備しておきましょう。
ワンタッチ式でソロでも楽に設営できます。約3秒だけで簡単に設置でき、災害時の避難所などでも活躍します。
必須アイテム 寝袋
シュラフは、キャンプをする時期や、求めるサイズなどに合わせて選ぶ必要があります。
主な特徴は、次のようになっています。
・封筒型
封筒のような形状。ゆったりしているため、大柄な人でも窮屈に感じにくい。
・マミー型
ミノムシのような形状。体に密着するため、気密性や保温性に優れている。
また、素材には「化繊(ポリエステル)」と「ダウン」とがあり、特徴は次の通りです。
・化繊(ポリエステル)
ダウンに比べて収納サイズは大きくなるが、リーズナブルで扱いやすい。
・ダウン
化繊に比べて高価だが、コンパクトに収納できる。
「まずは一度、ソロキャンプにチャレンジしてみたい!」という人には、コールマンのパフォーマー3がおすすめ。
封筒型で、5度以上の気温に対応可能なシュラフです。洗濯機でも洗えるため、気軽に使えるでしょう。
必須アイテム マット
マットには3つの種類があります。
・エアーマット
空気で膨らむため、収納時はコンパクトになる。
・ウレタンマット
断熱性に優れているが、サイズが大きめ。
・インフレーターマット
エアーマットとウレタンマットのハイブリッド型。
バルブを開けておくと自動的に膨らみ、クッション性にも優れている。
場所によっては、地面に凹凸や石ころがある場合も少なくありません。
マットには、それらをカバーしたり、地面の冷気を防いだりする役割があります。
快適さを求めるのであれば、インフレーターマットがおすすめでしょう。
コールマンのコンフォートインフレーターマットハイピークは、収納サイズが72センチ×21センチとやや大きめではありますが、厚さが10センチにもなるため、心地よい空間をつくれる優れものです。
必須アイテム テーブル
食事や調理、ちょっと物を置きたい時など、ソロキャンプで大活躍するテーブル。
デザインや素材も様々なため、お気に入りのテーブルを見つけてみてはいかがでしょうか。
ソロキャンプにおすすめなのは、キャプテンスタッグのアルミローテーブル。
天板のサイズは40センチ×29センチと、しっかりあるため、充実したごはんタイムを過ごせるでしょう。
一方、折りたたむとわずか7センチ×6センチ×40センチになるというから、驚きです。
総重量も700グラムのため、女子にも優しいテーブルと言えるでしょう。
必須アイテム チェア
ソロキャンプでゆったりくつろぐ時に欠かせないのが、チェアです。
テーブルとの相性も合わせて選ぶようにしましょう。
また、ここでも軽くてコンパクトなチェアがおすすめ。
もちろん、至福のひとときを過ごすために、座り心地の良さも欠かせません。
一度、店舗で実物を確認しておくと安心です。
ヘリノックスのアウトドアチェア、チェアワンは、軽くてコンパクトなため、とにかく荷物をコンパクトにしたいソロキャンプの時にぴったりです。
もちろん、高い強度も持ち合わせており、安心してくつろげるでしょう。カラー展開も豊富なため、自分好みのものを選ぶことができますよ。
必須アイテム ランタン
日没が近づいてくると、あっという間に手元や足元が見えなくなってしまいます。
テントの中では火を使うことができないため、ランタンが欠かせません。
ランタンには、ガスやオイルなど様々なタイプがありますが、中でもLEDランタンは簡単に扱えて、かつ安全なため必須アイテムと言えるでしょう。
ひとつ持っておくと、災害時でも使えるため安心です。
ソロキャンプデビューにおすすめなのは、ジェントスのLEDランタンです。サイズは、直径9.4センチ、高さ18.5センチととてもコンパクト。
最大の明るさは1000ルーメンとなっており、11時間連続点灯することができます。防水仕様になっているため、天気が悪い時でも安心して使えるでしょう。
また、底にはカラビナが付いており、逆向きにしてテント内に吊るすこともできます。
必須アイテム バーナー
大自然の中で味わうごはんは、やはり格別です。
一方で、ソロキャンプ初心者にとって、心配なことのひとつに、火おこしを挙げる人も少なくありません。
そんな時には、バーナーがあると安心です。ちょっとだけ火を使いたい時にも使えるため、便利なアイテムと言えます。
コールマンのガスバーナーコンロは、折りたたみ式のため収納時はとてもコンパクトになります。
点火装置付きのため、初心者でも簡単に扱うことができます。
このコンロの一番のポイントは、五徳部分が小さく、風に強いということ。キャンプで「風が強いな」と感じる時でも、安心して調理できるでしょう。ガスカートリッジも忘れずに準備してくださいね。
必須アイテム クッカー
クッカーにも、様々な種類があります。
「どんな料理を作ろう」と考えながらクッカーを選ぶのも、楽しいですよね。
ソロキャンプ初心者には、アルミ製のものがおすすめです。
理由は、リーズナブルであること。
そして、熱伝導がよいため手早く調理ができ、軽くて持ち運びしやすいからです。
コールマンのパックアウェイソロクッカーセットは、ソロキャンプにぴったり。直径12.5センチ×高さ10センチのポットと、直径12センチ×高さ5センチのカップのセットです。
水量メモリがあるため、料理に不慣れな人でも安心でしょう。
また、フタはお皿やフライパンとしても使えるため、とても便利です。また、ナイフやまな板、カトラリーなどの調理器具も忘れないようにしましょう。
レベルアップしたい時に取り入れたいアイテム
「これからも定期的にソロキャンプを楽しみたい!」といった人におすすめの道具を紹介していきます。
タープ
タープは、強い日差しから守ってくれます。シェルター型以外のテントを使う場合は、ある方が良いでしょう。
日陰でのんびり過ごせるようになります。
メイン用のランタン
必須アイテムその6ではLEDランタンを紹介しましたが、これは必要最小限の明かりを確保するためのものです。
メインとなる卓上ランタンを持っていくことで、さらに快適に過ごせるようにしましょう。
扱いやすさの面では、ガスや、パラフィンオイルを燃料とするランタンがおすすめです。
ソロキャンプで非日常の世界を味わおう
ゆらゆらと燃える火を見ながら、のんびりお酒を楽しんだり、早朝に鳥のさえずりを聞いたり。
大自然の中で過ごす時間は、とても贅沢なものです。身も心もすっかりリラックスして、過ごせるのではないでしょうか。
まずは、今回紹介した必須アイテムを中心としながら、道具を揃えてみてください。
慣れてきたら、さらにソロキャンプを楽しむためのアイテムを増やしていくと良いでしょう。
楽しみ方は人によって様々です。自分のスタイルを築いていってくださいね。