海外旅行は、非日常を楽しむのに絶好の機会ですが、国や地域によって生活の仕方や文化が異なるので、不便さを感じることがあります。
また、普段経験しない長距離の移動や荷物の持ち運びなど、意外に大変なことが多いものです。
いつもと違うシチュエーションで活用したいのが、便利グッズです。
便利グッズを使うと、旅行期間全体をより快適に過ごす助けになります。この記事では、海外旅行に持っていくとよい便利グッズを、使用する場面や用途別にご紹介いたします。
荷造りに役立つグッズ
荷造りは、旅先で荷物を開けたときのことを考えて行うとよいかもしれません。
スーツケースを開けるたびに持ち物をひっくり返すことになると、滞在先でゆっくり過ごすのが難しくなるため、種類別に小分けにして収納するようにします。
圧縮収納バッグ
持ち物の中でも特にかさばりやすい衣類の収納に役立つのが、「pack allの旅行用圧縮収納バッグ」です。
衣類を入れてファスナーを閉めると、自然に空気が抜け、圧縮する仕組みになっているので、コンパクトな収納の助けになります。
こちらのアイテムは、色がグレーとオレンジの2種類あり、サイズもLサイズとMサイズの2種類出ているので、個人の方はトップスとボトムス、インナーなどに分類できますし、子連れなど家族の方は一人一人の衣類に分けて収納するとよいかもしれません。
ガジェットポーチ
ガジェット類も、必要な時にすぐに出てきてほしいものの一つでしょう。
モバイルバッテリーやコード類など細かいものが多いので、一つにまとめて収納すると、探し物の時間を短縮できます。
その点、エレコムの「トラベルポーチ(BMA-F01XGY)」は理にかなったつくりになっているので、使いやすいのが特徴です。
移動時を快適にする
海外旅行は、移動時間が長くなりがちです。
移動時間に役立つ便利グッズを使うと、より快適に旅ができます。
飛行機の機内で使いやすいよう設計されたコンサイスのフライトシートは、お尻や腰部分に敷くと、座席面積を広げることができ、移動中の体への負担軽減に役立ちます。
機内の音を遮断する耳栓も持っていくとよいでしょう。
サイレンシアのフライト・エアーは、遮音性が高く、気圧コントロール機能もあるので、離着陸時の急激な気圧の変化による、耳の痛みや不快感を和らげる効果が期待できます。
機内は、照明を消しても画面や読書灯、スマホなどの光があるので、アイマスクを持っていくと安眠を確保しやすいようです。
自分の足にフィットしたルームシューズやスリッパもリラックスして過ごすのに役立ちます。
長距離のフライトでは、着圧ソックスを履くと足の血流を確保し、むくみなどを軽減できます。
ドクターショールのフライトソックスは、女子だけでなく男性にも対応している製品で、ズボンを履いたままでも手軽に履けるのが利点です。
海外旅行で移動する際に気になるのは、荷物の取り扱いでしょう。
お気に入りのスーツケースが傷つくのを防ぐ、7-Miのスーツケースカバーは、サイズにより160から300グラムと軽く、伸縮性と耐水性もあり、洗濯もできるので使い勝手が良いと人気です。
お土産を買いすぎてスーツケースがうまく閉まらないときなどに重宝するのが、スーツケースの上でクロスして荷物を固定するベルトです。
クロースのスーツケースベルトは長さを調整でき、アメリカ運輸保安局が認可したTSAロックにも対応しています。色合いも鮮やかで、ターンテーブルで自分の荷物をすぐに見つけることができるに違いありません。
ホテルの滞在時間に使いたい
海外では、コンセントの形が日本のものと違うことがあり、持って行った電化製品を使用する際や充電時には、変換プラグが必要になります。特に複数の国や地域を旅行する場合は、コンセントの形状の数だけ変換プラグを用意しなければならず、荷物が増えてしまいます、
そのような時には「iHouse all」の海外変換プラグを持っていくとよいでしょう。
こちらは、製品一つで、世界の主要な国々のコンセントの形状に対応できるのが特徴です。
変圧機能はついていないので、あくまでコンセントの形に合わせるだけになりますが、最近の電化製品は幅広い電圧に対応可能なものが多いので、こちらの製品があると便利です。
衣類を最小限にして、ホテルで洗濯するという方に人気なのが、スクラバの「ウォッシュバッグMINI」です。
ホテルのお風呂や洗面台で上手に衣服を洗うのは難しいものですが、袋状になっているこちらのアイテムの内部には洗濯板のような働きをする突起がついているので、手を汚すことなく数分で洗い物が完了します。
加えて、物干しロープを持っていくと、しっかり洗濯物を乾かすことができます。
食事や観光に利用したい
海外旅行では、体調を崩さないよう衛生面に気を遣う必要がありますが、その一助となるのが、携帯用のウェットシートです。
海外のレストランなどでは、おしぼりが提供されないこともありますし、テーブルなど気になったところをきれいにするのに便利です。
観光の際に、お土産などの荷物が増えたときに重宝するのが、Bag-Bagの折りたたみ式防水バックパックです。
たたむと手のひらに収まるサイズですが、生地がしっかりしているので重い荷物も入れられます。
同じブランドから、ショルダーバッグタイプの製品も出ているので、好みのものを選んで持っていくとよいかもしれません。
海外旅行の観光の時に困るのが、急な天候の変化です。突然、土砂降りの雨にあい、濡れたままでいると体調不良につながるので、圧縮タオルの携帯がおすすめです。
nullieの圧縮タオルは、使用前のサイズが直径6センチで厚さが2センチと小ぶりで、水に浸すと3秒で戻ります。ホテルのタオルの衛生面が気になる場合も使うことができるでしょう。”
防犯に役立つ
海外旅行で気を付けたいのは、防犯です。せっかくの楽しい思い出も、トラブルがあると台無しになってしまいます。
防犯におすすめのグッズとして、JTBのネオスライドポケットがあります。
パスポートなど、肌身離さず携帯したいものを収納する小ぶりで薄手のポーチとなっており、上部につまみがついているので、スカートやパンツのウエスト部分に固定して身につけられます。
ベルトタイプではないため、子連れの方の中でも抱っこを必要とする小さな子供のいる方は使いやすいかもしれません。
薄い生地で、暑さ厳しい場所でも使用できるのがメリットといえるでしょう。
近年ではクレジットカードの使用が一般的になり、スキミングが問題となっています。
サンワサプライのスキミング防止カードがあるとセキュリティを担保できるかもしれません。
こちらはシールタイプとなっているので、カードに直接貼り付けて使用します。
カードを貼り付けると、物理的に見えにくくなるので、カード情報を盗み見られることも防げます。
海外旅行に持っていきたい便利グッズ
海外旅行では、楽しい思い出だけを持ち帰れるよう、便利グッズを効果的に利用したいものです。
荷物をコンパクトに収納したり、移動時のストレスを軽減できるグッズも多く出されています。
また、滞在先のホテルで快適に過ごしたり、食事の際の衛生面を担保したり、観光時の急な天候の変化やお土産が増えたときに対応できる便利グッズもあります。
加えて、セキュリティを確保するグッズも利用して、トラブルのない海外旅行を楽しみたいものです。
